ホワイトニング

ホワイトニングとは

ホワイトニングとは、歯を白くすることで美しくなるための審美歯科の代表的な施術です。
飲食による歯の着色(コーヒーや紅茶など)を除去します。歯を削って白くする方法と、歯を削らずお薬で白くする方法があります。

虫歯や歯周病があるとホワイトニングが難しいので、口腔内の衛生状況を同時に改善していきます。また神経が無い歯を白くする場合は根の治療を行ってからになります。そうすることで、ホワイトニングの効果が出にくい神経を抜いた歯が白くなりやすくなります。

歯科医院で行うオフィスホワイトニングと、自宅で行えるホームホワイトニング、この２つを併用するデュアルホワイトニングがあります。

こんなお悩みの方へ

• タバコのヤニや飲み物による着色汚れが気になる方
• 口を開けて笑うのに抵抗がある方
• 人と接するときに自信が持てない方

ホワイトニングの流れ

1. カウンセリング
2. 術前クリーニング
3. ホワイトニング
4. 仕上げとチェック

ご要望に合わせたプラン

より高い効果を希望の方

歯を白くしたいが時間がない方

より白く確実に効果を出したい方

オフィスホワイトニング

1. 

   歯科医院にて施術を受けます。主な施術は、高濃度の過酸化水素を含む薬剤を歯の表面に塗って光(LEDやレーザー)をあてる方法があります。外側から行うホワイトニングには健康保険が適用されないので注意が必要です。

こんな方におすすめ

• 痛みをほとんど感じることなく歯を白くしたい
• 歯の表面を削らずにキレイな歯にしたい
• 短期間で歯を白くしたい

ホームホワイトニング

1. 

   歯科医院で指導してもらい、処方してもらった薬剤を使って自宅でホワイトニングする方法です。

   オーダーメイドのマウスピースとホワイトニングジェルで歯を白くできるホワイト二ングです。ご自宅や仕事中など、好きな場所・時間でホワイトニングできます。色持ちがよく、奥歯まで白くすることが可能です。
   定期的に通う必要がないので、忙しい人にもおすすめです。

こんな方におすすめ

• 手軽に歯を白くしたい方
• 痛みをほとんど感じることなく歯を白くしたい

リスク・副作用

ホームホワイトニングでは、一般にオフィスホワイトニングで使用する薬剤よりも濃度の低いものを使用しますが、歯の保護膜を溶かしてしまう作用がある為、歯に影響を与える場合があります。知覚過敏になる可能性はオフィスホワイトニングより低いですが、違和感が生じた場合は、ご相談ください。

ホームホワイトニングはオフィスホワイトニングと比べて、濃度の低い薬剤を使いながら時間をかけ白くしていきますので、白さが実感できるまでに時間がかかります。

ホームホワイトニングは患者様自身で施術を行うため、仕上の予測がつきにくく、白さの調整が難しい場合があります。

ホームホワイトニングはマウスピースの使用方法や薬剤の量など、自分では判断が難しい場合があります。その際には気軽にご相談ください。

施術の流れ

1. カウンセリング・治療前の
   歯をチェック
2. 専用のカスタムトレーを
   歯科医院にて作製
3. 歯のクリーニングと
   自宅での使用法説明
4. 自宅でトレー・ジェルを用いて
   ホワイトニング

デュアルホワイトニング

1. 

   ２つを併用することで、短期間でのホワイトニングが期待できます。ケアが行き届きやすいので、効果が長持ちしやすいです。

こんな方におすすめ

• せっかくホワイトニングをするならとことん白くしたい
• 白さを長く維持したい

よくある質問

◆ホワイトニングによって起こる
可能性のある副作用はありますか？

術中や術後のしみる症状や痛みが起こることがあります。
術後に症状に合わせ薬剤を塗布いたします。

◆一度の通院で
思い通りの白い歯になれますか？

「元の歯の色」は人によって異なるため、同じホワイトニング剤を用いて施術を行ったとしても、ホワイトニングの効果には個人差が大きくなります。

もともとの歯の色味によって、ホワイトニング効果の出やすさは異なりますので、「自分が思っていたレベルにまで白くならなかった」という可能性もあります。
事前のカウンセリングを行い、しっかりと仕上がりのイメージを共有していくことが重要になります。

◆1回のホワイトニングでどのくらい
効果が持続しますか？

ホワイトニングで手に入れた歯の白さは一生ものではありません。

ホワイトニングを何度繰り返しも行うことはできますが、一度の施術で半永久的な効果が手に入るというわけではありません。ホワイトニング前と同じレベルにまで戻ってしまうということは少ないですが、一度白くなった歯を見てしまうと、若干黄色くなっただけでも「白さがなくなった」と感じてしまうということがあります。

効果を維持するためには、しっかりとアフターケアを行っていただくことが重要です。

◆施術を受けるにあたっての
注意点はありますか？

ホワイトニングを行った後（ホワイトニング期間中）は、色味の強い食べ物や飲み物を避けていただく必要があります。

ホワイトニング施術後には、歯の表面を覆っている被膜が除去された状態になっているため、色素が着色しやすく不安定な状態になっています。そのため、ホワイトニングを行った後は、決められた期間色の濃い飲食物を避けていただくことが大切になります。

飲食物以外にも、口紅や医薬品（うがい薬）などにも注意が必要です

◆ホワイトニングができない人、
できない歯はありますか？

妊娠中の方・授乳中の方

ホワイトニングに使用する薬剤（漂白剤）は、基本的に体内に入り込んでも害はありません。しかし、赤ちゃんや胎児は抵抗力が弱く、なんらかの影響が出ないとも言えません。そのため、妊娠中はもちろん、授乳期もホワイトニングの施術は控えた方がよいと考えられます。

知覚過敏·虫歯·歯周病の方

知覚過敏や虫歯、歯周病などの症状が出現している方は、ホワイトニングによって強い痛みが生じる可能性があります。この様なケースでは、まずは現在の歯の治療を行ってからホワイトニングを受けていただく場合があります。

歯が灰色に変色している場合

神経に影響が及んでしまっている可能性が高いです。このようなケースでは、ホワイトニングでは効果が期待できないため、施術を行うことができない場合もあります。

無カタラーゼ症の方

無カタラーゼ症の方 ホワイトニング剤に含まれる過酸化水素を分解する酵素がない、無カタラーゼ症の方がいらっしゃいます。万が一体内に取り込まれると、分解されずに残留してしまい、進行性口腔壊死などの重い病気になる可能性がありますので、絶対に行ってはいけません。